2018年06月27日
南ドイツ・バイエルン州で、プレイアーデンの原材料となる
オーガニックの乳製品や肉牛を生産している酪農場の視察レポートです。
バイエルン最大の湖・キーム湖から北へ30km。
ガルヒング・アン・デア・アルツという自然豊かな地域にある
「Alztaler Hofmolkerei(アルツタラー・ホーフモルケライ)」。
現在で3代目となるオーバーアイゼンブフナー・フランツさんが
2世代家族で営むBio酪農場です。
2003年から、プレイアーデンが認可を受けているBio審査機関
「Biokreis(ビオクライス)」の認定牧場になりました。
また、オーガニックの乳製品を生産・販売する
「ANDECHSER NATUR(アンデクサー・ナトゥーア)」の認定牧場でもあります。
↑プレイアーデン代表の中村とフランツさん。
見渡す限り、空と森と草原が広がる約30haもの牧草地に
50頭の牛たちが放牧されています。
「Biokreis」の規定では、家畜は狭い檻に入れず、
なるべく自然に近い状態で育てることが必須条件。
さらに飼育面積1haにつき、牛や豚は14頭までしか飼育できません。
(ちなみに東京ドームのグラウンドが1.3haです)
30haなら420頭まで飼育できることを考えると、
かなりゆったりとしたスペースが確保されているんですね。
飼育されている牛は、Fleckvieh(フレックフィー)と呼ばれる
ドイツシンメンタール種。
温和な顔をした大型の牛で、茶色と白のまだら模様が特徴です。
乳牛としても、肉牛としても高品質な銘柄であり、
良質な牛乳と牛肉ができることで知られています。
こちらは生後6〜8週の仔牛たち。
雌は乳牛として育てられ、成牛になると毎日朝夕の2回搾乳されます。
雄は時期を迎えたら肉牛として出荷されていきます。
フランツさんの牧場で暮らす牛たちは、3月から晩秋までの間、
昼夜問わず24時間、牧草地と牛舎を自由に
行き来することができるんだそう。
視察に訪れた5月某日は気温が高かったため、
ほとんどの牛が涼しい牛舎で休んでいました。
牛舎は特有の匂いがなく、クリーンな空間。
放牧飼育されている場合、出荷する乳製品や肉牛はもちろん、
家畜の放牧場そのものもBioの審査に合格する必要があります。
「年に1度、Bio審査機関の検査が入り、
牛の飼育環境から乳製品の製造工程まで入念にチェックされます。
時には抜き打ち検査もあるので、365日いっさい妥協できません」とフランツさん。
こうして厳しい基準をクリアした牛たちのミルクやお肉が、
プレイアーデンのペットフードにおしみなく使われているのです。
後編では、牛たちの飼料づくりのこだわりをご紹介します!
ヒューマングレードとは、人間の食品と同じ安全基準を満たした食材のこと。品質と鮮度にこだわって厳選しています。
プレイアーデンの故郷は、南ドイツ・アッパーバイエルン州。ペット先進国で認められた300年の伝統を誇ります。
農薬・化学肥料不使用のBio商品は、ドイツのBio認定機関「Biokreis(ビオクライス)」の審査に毎年合格。
ペットと暮らすワンランク上のライフスタイルを求める方のために、上質な空間にとけこむデザインに仕上げています。
ご注文いただいた順番にて順次発送しております。
ご到着まで今しばらくお待ちいただきますよう宜しくお願いいたします。