オーガニックBio通信 vol.7【家畜の飼料にもBio認定の審査基準がある!?】

プレイアーデンのラインナップの中で、“Bio”アイコンが付いている「100％有機 ウェットフード」は、ドイツのBio認証機関のひとつである「bio kreis（ビオクライス）」より認定を受けた日本初のペットフードです。

このコーナーでは、有機先進国ドイツのBioやオーガニック事情についてご紹介していきます。

【vol.7】家畜の飼料にもBio認定の審査基準がある!?

ドイツで「Bio」のペットフードとして認定を受けるためには、食材ごとに決められている条件を満たす必要があります。

＊「Bio」についての説明はこちら、野菜についてはこちら、肉や卵についてはこちら、加工品についてはこちら、魚介類についてはこちらをご覧ください。

それは、ペットフードの原材料となる穀物や野菜だけでなく、家畜の飼料となる牧草も同じ。基本的に、3年間農薬や化学肥料を使用していない土壌で有機栽培されたものでなければなりません。

有機肥料による土壌づくりをはじめ、牧草の栽培、刈り取り、乾燥、保管まで、厳しい管理のもと一貫して行われています。

この写真は、プレイアーデンの原材料となるオーガニックの乳製品や肉牛を生産しているバイエルン州の酪農場のもの。

約30haの牧草地は牛ふんを中心とした有機肥料による土壌づくりが徹底されており、春～秋はフレッシュな生草、冬は干草を与えて牛たちは飼育されています。

栄養価の高い牧草のみを食べて育った牛のお肉やミルクは、安心・安全なのはもちろん栄養価や味わいも抜群なんだそうです。

大切なペットのためのフードを選ぶ際は、原材料の産地や製造方法だけでなく、家畜の飼育環境や飼料をチェックすることも意識したいですね。

★ドイツのBio酪農場の視察レポート前編（飼育環境編）、後編（飼料づくり編）もあわせてご覧ください。