本格的な冬の到来を告げる「こたつ犬」
木枯らし1号が吹いたと思ったら
急に寒さを感じるようになってきた。
愛犬との朝晩の散歩も白い息がマストとなり、
心なしか歩く速度も速くなった気がする。
本格的な冬を感じる朝、私が真っ先に行うのは
こたつの電源を入れることだ。
すると、もそもそと起きだした愛犬がすぐさまこたつの中へ。
“猫にこたつ”はよく聞くけど、
わが家の場合は“こたつに犬”なのである。
愛犬がこたつの暖かさを知ってしまったのは
今から数年前のこと。
ある年の暮れ、愛犬を連れて初めて実家に帰省したら、
そこでこたつの良さに気づいてしまったのだ。
それから実家にいる間は、
気づけば人間以上にこたつでぬくぬくと過ごしていた。
そんな姿が愛らしくて、ついにわが家もこたつを導入。
それからは毎年冬になると「待ってました!」といわんばかりに、
こたつ犬へと大喜びで変身する。
うかつにこたつの中へ足を入れると怒られるので、
人間たちは愛犬を踏まないように、
こたつに入るたびに中を覗き込み、
邪魔にならないように足の置き場を決める。
それでもこたつの外にひょっこり愛犬の顔が出ていたり、
尻尾がちょこっと出ているのを見ると、
そのあまりの可愛らしさにニヤニヤが止まらない。
わが家のこたつは、愛犬にとって暖かくて安心できる場所なのだ。
今もこたつの中ででろ~んと幸せそうに過ごしている。
やけどや脱水症にならないように、
早々にこたつのスイッチを切っていることも知らないで。
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生後12カ月未満のドイツ産ラム肉は、芳醇な香りと柔らかな歯ごたえが魅力。ヨーロッパで薬草として重宝されるパースニップと、かぼちゃをアクセントに。